#4
朝陽が、あ、あっちから
あ、踊り場まで、
あ、こっちから降注いで
降りて来てしまっている
ぼやけた輪郭は不意打ちに決まっている
さえずりが
カッコウがひと鳴き
ひとつ好きな曲が出来た
燦々と
わたしは死角に
ここだけ陰っている
皆々がまだ眠っている
一名二度寝
結局は、あのガシガシと
筆を画面に
何も変わっていない
荒れ地みたいな
乾いたあの地を
寝息とどこかで車のエンジン音
ここは死角、誰からの死角
小さな部屋で聴いている
好きになった、その曲は
太陽みたいな、タイトルみたい
あ、踊り場まで、
あ、こっちから降注いで
降りて来てしまっている
ぼやけた輪郭は不意打ちに決まっている
さえずりが
カッコウがひと鳴き
ひとつ好きな曲が出来た
燦々と
わたしは死角に
ここだけ陰っている
皆々がまだ眠っている
一名二度寝
結局は、あのガシガシと
筆を画面に
何も変わっていない
荒れ地みたいな
乾いたあの地を
寝息とどこかで車のエンジン音
ここは死角、誰からの死角
小さな部屋で聴いている
好きになった、その曲は
太陽みたいな、タイトルみたい
by kanata-toushindai
| 2013-06-15 06:36